INSURANCE-MEDICAL-TREATMENT2025.2.5

肘内障について|子供の腕が抜けた 子供が手を動かさない ほとんどコレです

肘内障(ちゅうないしょう)について    

 

肘内障とは?               
肘内障(ちゅうないしょう)は、幼児(15歳頃)に多く発生する肘の亜脱臼であり、特に腕を引っ張られた際に生じやすいケガです。正式には「橈骨頭亜脱臼(とうこっとう あだっきゅう)」と呼ばれます。幼児の肘関節はまだ未発達であり、外力によって関節が外れやすいために起こります。成長とともに関節部の骨がきちんと形成され、小学生以上の発生は限りなくゼロに近づきます。

肘内障の主な原因             

大人が手を引っ張ったとき(急に手を引いたり、転ばないように腕を引っ張る動作)
遊んでいる最中に腕を引っ張られたとき(ブランコや遊具で遊ぶ際など)
転倒時に手をついたとき
寝返りや自分で腕をひねったとき(特に寝ている間に起こることも)

肘内障は、強い衝撃でなくても発生することがあり、日常生活の中で起こりやすいのが特徴です。

肘内障の症状               

発生直後から、子どもの行動や仕草に異変が見られます。

🔹 主な症状

肘を動かさなくなる(痛みのために腕をかばう)
腕をだらんと垂らし、曲げ伸ばしを嫌がる
手を使わなくなる(特に物を持とうとしない)
肘の痛みを訴えるが、腫れや熱感はほとんどない
手のひらを下に向けたまま動かそうとしない(回内位で固定)

肘内障と他のケガとの違い

骨折との違い → 肘内障では明らかな腫れや皮下出血が少ない。骨折の場合は強い腫れや変形を伴うことが多い。
脱臼との違い → 肘の全脱臼では、肘関節が大きく変形し、動かすことが困難になる。肘内障は軽度の亜脱臼であり、適切な整復で改善可能。
神経損傷との違い → 神経損傷がある場合は、手指のしびれや感覚異常を伴うが、肘内障では通常そのような症状は見られない。

ごとう整骨院での対応           

ごとう整骨院では、肘内障の適切な整復を行います。
整復の経験が多数あり、痛みを最小限に抑えた施術を可能にしています。

1. 肘内障の整復(リダクション)

  • 「回外法」または「屈曲法」による整復を実施
  • 整復が成功すると、「コクッ」とした感触があり、直後に痛みが軽減する
  • 整復後、すぐに腕を動かし始めることが多い

2. 整復後の経過観察

  • 整復直後は様子を見ながら、肘の動きが正常に戻っているか確認
  • 一度の整復で改善しない場合は、再整復や整形外科への紹介を検討

3. 再発予防のアドバイス

  • 腕を急に引っ張らないように注意(特に手をつないで歩く際)
  • 遊びの際、腕に無理な負担をかけないよう気をつける
  • 親御さん向けに、日常生活での予防法を指導

まとめ                  

💡 肘内障は、幼児に多い肘の亜脱臼であり、日常生活の中でよく発生します。
💡 整復は比較的短時間で可能であり、適切に処置すればすぐに回復することが多いです。
💡 ごとう整骨院では、整復経験が多数あり、痛みを最小限に抑えた施術を行っています。

「子どもが突然腕を動かさなくなった」と感じたら、様子見せずにお早めにご相談ください!

予約はこちらから

当日予約はお電話(0227398139)によるお問い合わせにご協力ください。

ごとう整骨院 院長

柔道整復師 後藤大

診察をインターネットで予約することが出来ます。
お問い合わせ・ご予約:022-739-8139
(C) 2017 ごとう整骨院
ページの先頭に戻る