INSURANCE-MEDICAL-TREATMENT2025.2.16

肩鎖関節脱臼|ごとう整骨院 仙台市泉区 保険治療 交通事故治療 整体 予約

肩鎖関節脱臼の症状について        

 

肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)は、肩鎖関節(肩甲骨の肩峰と鎖骨の間の関節)が外力によって損傷し、脱臼する状態です。転倒や衝突などの外傷が主な原因で、スポーツや交通事故、転落事故などで発生しやすいとされています。鎖骨と肩の位置関係が崩れ、肩の痛みや可動域の制限を引き起こすため、早期の適切な処置が必要です。

肩鎖関節脱臼の主な症状          

1. 肩の痛みと腫れ

  • 受傷直後から鋭い痛みが生じる
  • 鎖骨の外側(肩鎖関節部分)に腫れが出現
  • 肩を動かすと痛みが悪化し、日常動作が困難になる
  • 安静時でもズキズキとした痛みを感じることがある

2. 肩の変形(段差ができる)

  • 鎖骨が肩甲骨側より浮き上がるように見える(重度の脱臼では目立つ)
  • 肩の外側を押すと、骨が動く感触(ピアノキーサイン)がある
  • 鎖骨を押し下げると元の位置に戻るが、手を離すと再び浮き上がる

3. 肩の可動域制限

  • 腕を上げる動作ができない、または痛みを伴う
  • 特に肩より上に腕を挙げる動作が困難(例:物を取る、洗濯物を干す)
  • 肩をひねる動作や、腕を後ろに回す動作も制限される

4. 肩の不安定感・力が入らない

  • 肩に力が入らず、腕を持ち上げるのが困難になる
  • 荷物を持つと痛みが悪化し、脱力感が生じる
  • 脱臼が重度の場合、肩が不安定になり、支えがないと腕を保持できない

5. 神経圧迫によるしびれや違和感(まれに発生)

  • 鎖骨が神経や血管を圧迫すると、腕や手にしびれや冷感が生じる
  • 肩から指先にかけて違和感が広がることがある

肩鎖関節脱臼の主な原因

  • 転倒や衝突による外力(ラグビー・アメフト・柔道・自転車事故など)
  • 肩を直接強く打ちつける外傷(例:転倒時に肩を地面に強打)
  • 腕を伸ばした状態で転倒し、手をついた際の衝撃
  • バイクや自転車の転倒による鎖骨への衝撃

患部だけでなく全身のバランス調整が重要  

肩鎖関節脱臼は肩の局所的な問題ですが、肩関節や肩甲骨の動きは首・背中・骨盤のバランスと深く関係しています。全身のバランスを整えることで、肩関節への負担を軽減し、早期回復を促進できます。

ごとう整骨院では、整形外科と連携しながら、以下のアプローチを行っています。
整復(脱臼の整復経験多数):脱臼した関節を元の位置に戻し、固定
全身の筋肉バランス調整:肩・首・背中・骨盤の歪みを整え、肩関節への負担を軽減
ラジオ波温熱療法:深部の筋肉を温め、血流を促進し、炎症を和らげる
リハビリ・運動療法:肩の安定性を高めるための筋力トレーニング指導
セルフケア指導:再発予防のためのストレッチや生活習慣のアドバイス

肩鎖関節脱臼は、適切な整復とリハビリを行わないと、肩の不安定感や慢性的な痛みが残ることがあります。肩の痛みや違和感を感じたら、早めにご相談ください。全身のバランスを整えながら、症状の根本改善をサポートします。

 

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ごとう整骨院 院長

柔道整復師 後藤大

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