INSURANCE-MEDICAL-TREATMENT2025.2.25

腱板損傷|ごとう整骨院 仙台市泉区 保険治療 交通事故治療 整体 予約

腱板損傷の症状について          

腱板損傷(けんばんそんしょう)は、肩関節を安定させる腱板(回旋筋腱板:ローテータカフ)が損傷することで、痛みや運動制限を引き起こす疾患です。特に中高年の方に多く見られ、加齢による変性や肩の使いすぎ(オーバーユース)によって発生します。放置すると肩の機能が著しく低下し、日常生活にも支障をきたすため、早期の対処が重要です。

腱板損傷の主な症状            

1. 肩の痛み(動作時・安静時)

  • 腕を上げる動作で鋭い痛みが出る
    • 特に肩より上に腕を挙げる動作(例:洗濯物を干す、棚の上の物を取る)が困難
    • **ペインフルアークサイン(60°~120°の範囲で痛みが増す)**が特徴的
  • 夜間痛が強い
    • 横になったときに痛みが増し、睡眠が妨げられることが多い
    • 患側を下にして寝ると痛みが悪化する
  • 安静時でも痛みが続くことがある
    • 進行すると、動かさなくても痛みを感じることがある

2. 肩の可動域制限

  • 腕を上げる・ひねる(回旋する)動作が制限される
  • 背中に手を回す動作(結帯動作)が困難(例:エプロンの紐を結ぶ、ブラジャーをつける)
  • 腱板が完全に断裂すると、腕を上げること自体が困難になる

3. 肩の脱力感・筋力低下

  • 腱板の損傷によって筋力が低下し、腕を持ち上げるのが難しくなる
  • 重い物を持つのが困難になり、日常動作が制限される
  • 腱板が完全断裂している場合、「腕がだらんと垂れ下がる」こともある

4. 肩の引っかかる感覚(インピンジメント症候群)

  • 腱板が炎症を起こすことで、肩を動かすたびに引っかかるような違和感や痛みが生じる
  • 肩を回すと「ゴリゴリ」といった異音を感じることがある

5. 肩のこわばりや動かしにくさ

  • 肩周囲の筋肉が硬くなり、スムーズな動きができなくなる
  • 放置すると「凍結肩(フローズンショルダー)」に進行し、さらに動きが悪くなる可能性がある

腱板損傷の主な原因            

  • 加齢による腱板の変性(40代以降に多発)
  • 肩の使いすぎ(オーバーユース)(スポーツや仕事での反復動作)
  • 転倒や外傷による損傷(転んで手をついたり、肩を強く打った際)
  • 肩関節の姿勢不良(巻き肩・猫背)

患部だけでなく全身のバランス調整が重要  

腱板損傷は肩の問題ですが、肩甲骨・首・背中・骨盤のバランスが崩れていると、肩への負担が増し、症状が悪化しやすくなります。全身の筋肉のバランスを整えることで、炎症の軽減や早期回復につながります。

ごとう整骨院では、整形外科と連携しながら、以下のアプローチを行っています。
全身の筋肉バランス調整:肩・首・背中・骨盤の歪みを整え、肩関節への負担を軽減
ラジオ波温熱療法:深部の筋肉を温め、血流を促進し、炎症を和らげる
手技療法やストレッチ:肩関節の動きをスムーズにするために筋肉をほぐす
セルフケア・リハビリ指導:肩の正しい動きを取り戻すためのストレッチやエクササイズを指導

肩の痛みや違和感を放置すると、動かせる範囲がどんどん狭くなり、回復に時間がかかることがあります。早めのケアが大切ですので、肩の痛みが気になる方はぜひ一度ご相談ください。全身のバランスを整えながら、症状の根本改善をサポートします。

 

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ごとう整骨院 院長

柔道整復師 後藤大

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