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内側上顆炎|いわゆる ゴルフ肘 野球肘 スポーツだけが原因なの?

内側上顆炎(ゴルフ肘)の症状について   

 

内側上顆炎(ないそくじょうかえん)は、肘の内側にある内側上顆(ないそくじょうか)という骨の出っ張り部分に付着する筋肉や腱に炎症が起こる疾患です。
特にゴルフのスイング動作や、野球の投球動作、手首を繰り返し使う動作(荷物の持ち運び、パソコン作業など)によって発症するため、「ゴルフ肘」や「野球肘」とも呼ばれます。今回は「ゴルフ肘」としての説明がメインです。

内側上顆炎の主な原因           

手首や指を曲げる筋肉(屈筋群)の使いすぎ
ゴルフ、テニス、野球、バドミントンなどのスポーツ動作
長時間のパソコン作業、マウス操作、荷物の持ち運び
加齢による腱の変性(40代以降に多い)
前腕の筋肉バランスが崩れることによる負担増大

内側上顆炎の症状(詳細)         

軽度の違和感から、日常生活にも支障をきたす強い痛みまで、段階的に進行します。

🔹 1. 初期症状(軽度)

肘の内側に軽い痛みや違和感を感じる。
手首を曲げるときに肘の内側が引っ張られるような感覚がある。
長時間の作業後に肘の内側が疲れるように感じる。

🔹 2. 中等度の症状

肘の内側に鋭い痛みが出る。
手首を反らせる(伸展)と肘の内側に痛みが走る。
物を握る・持ち上げると痛みが増す(ペットボトルやバッグを持つ動作)。
ゴルフスイングやテニスのフォアハンドで痛みが悪化する。

🔹 3. 重症化すると

何もしていなくても痛みが続く(安静時痛)。
肘の内側を押すと強い痛みがある(圧痛)。
手の力が入りにくくなる(握力低下)。
細かい動作(箸を使う、字を書く)がしにくくなる。
痛みが長期間続き、慢性化する。

内側上顆炎と他の疾患との違い       

外側上顆炎(テニス肘)との違い 外側上顆炎は肘の外側が痛むのに対し、内側上顆炎は肘の内側が痛むのが特徴。
肘部管症候群との違い 内側上顆炎は筋肉・腱の炎症が原因だが、肘部管症候群は尺骨神経の圧迫によるしびれが主な症状。
靭帯損傷や関節炎との違い → 靭帯損傷は不安定感があり、関節炎では腫れや熱感が強く出ることが多い。

ごとう整骨院での対応           

ごとう整骨院では、整形外科と連携しながら、症状に応じた適切な施術を行います。
痛みがある部分だけでなく、腕全体の筋肉バランスを整え、再発しにくい身体づくりをサポートします。

1. 肘周囲の筋緊張を緩和する施術

  • 手技療法で前腕屈筋群の緊張をほぐし、血流を改善。
  • 肘関節の動きをスムーズにし、負担を軽減。

2. ラジオ波温熱療法

  • 腱の回復を促進し、炎症を軽減。
  • 慢性化した痛みに対しても効果が期待できる。

3. テーピング・サポーターによるサポート

  • スポーツや作業時の負担を軽減するためのテーピングを指導。
  • 肘を守るためのサポーターの着用を推奨。

4. ストレッチ・筋力トレーニング指導

  • 前腕の屈筋・伸筋のバランスを整えるエクササイズを実施。
  • 手首の負担を軽減するためのストレッチを指導。

まとめ                  

💡 内側上顆炎(ゴルフ肘)は、軽度のうちに対策をすることが大切です。
💡 痛みを我慢すると慢性化し、回復に時間がかかるため、早めの施術をおすすめします。
💡 ごとう整骨院では、患部のケアだけでなく、全身のバランス調整を行い、根本的な改善をサポートします。

肘の内側に痛みを感じたら、お早めにご相談ください!

 

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ごとう整骨院 院長

柔道整復師 後藤大

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