五十肩(肩関節周囲炎)は、50歳前後に発症しやすい肩関節の炎症による痛みや可動域の制限が特徴の症状です。腕を上げたり後ろに回したりする動作が困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。ちなみに五十肩や四十肩は俗称であり正式な傷病名ではありません。肩関節周囲炎という傷病名が正式名称になります。肩周りの痛みの原因はいくつかあり、鑑別診断が重要です。
✅ 加齢による関節や腱の老化
✅ 肩関節周囲の筋肉や靭帯の柔軟性の低下
✅ 長期間の運動不足や肩の使いすぎ
✅ 血行不良による炎症の悪化
① 急性期(炎症期)
⚡ 肩の強い痛み(特に夜間痛が強く、寝返りが困難)
⚡ 肩を動かすと鋭い痛みが走る
② 慢性期(拘縮期)
🔸 痛みは落ち着くが、肩の可動域が制限される
🔸 腕を上げたり、背中に手を回したりするのが困難
③ 回復期
✅ 徐々に動かせる範囲が広がり、痛みも軽減する
ごとう整骨院では、整形外科と連携しながら、以下のアプローチを行っています。
✅ 全身の筋肉バランス調整:肩・首・背中・骨盤の歪みを整え、炎症を起こしにくい状態を作る
✅ ラジオ波温熱療法:深部の筋肉を温め、血流を促進し、炎症を和らげる
✅ 手技療法やストレッチ:肩周囲の筋肉をほぐし、可動域を広げる
✅ セルフケア・リハビリ指導:肩関節の正しい動きを取り戻すためのストレッチやエクササイズを指導
⚠ 肩の可動域が大幅に制限され、日常生活に支障が出る
⚠ 痛みが慢性化し、改善に時間がかかることも
⚠ 最悪の場合、肩が固まり、動かなくなることもある(凍結肩)
五十肩の予防・改善のためにできること
✔ 肩や腕の軽いストレッチを習慣化する
✔ 長時間同じ姿勢を続けず、こまめに肩を動かす
✔ 肩を冷やさないように温める(入浴・カイロなど)
✔ 痛みがある場合は無理に動かさず、適切な治療を受ける
五十肩は、適切な治療としっかりとしたケアを行うことで改善が可能です。肩の痛みや可動域の制限を感じたら、お早めにご相談ください!
当日予約はお電話(0227398139)によるお問い合わせにご協力ください。
ごとう整骨院 院長
柔道整復師 後藤大