BLOG2018.4.10
接骨院(整骨院)とは
ブログを少しずつ更新しようと思います。
第一回は接骨院(整骨院)とはです。
健康保険の適用できるものと適用できないものがあることは皆様ご存知ですか?
そもそも接骨院(整骨院)ってどんなところだろう?
と思われる方も多くいらっしゃると思います。
接骨院とは国家資格である柔道整復師が開業する施術所を指します。
よく言われる「整体師」さんが行う整体院とは別物だとご理解ください。
そして、こちらはごく稀にですが、「病院」と言われる方がいます。
健康保険が適用されることでイコールで結ばれてしまうようですが、
病院は医師が診療を行うですので、全くの別物です。
接骨院で健康保険が適用されるものは『急性外傷』に該当するものです。
具体的には、『骨折』『脱臼』『捻挫』『打撲』『挫傷』といった怪我がそれに当たります。
ただし、『骨折』と『脱臼』は応急処置(一回目)は行えますが、二回目以降は医師の同意が必要になります。
画像診断(レントゲンなど)をすることができないのに、骨折や脱臼がわかるの?
と思われる方がいるかもしれませんが、判ります。
実際の通院例を挙げるならば、
当院に来院された際には病院の診察時間が過ぎていた学生さんです。
足をつけることができず歩行困難状態で来院されました。
各種徒手検査の結果、骨折の固有症状を認めました。
翌日に必ず整形外科に行くように指導し、
「負傷部位の構造上レントゲンに写らない可能性が非常に大きい」
ことを伝え、まずは応急処置のみ。
病院通院後に検査結果を確認すると、
「レントゲン上は問題ないから靭帯かな?」
との診断をされたとのこと。
しかし、靭帯損傷にしてはあまりにも強い症状なのでMRIのある病院に行ってもらうことに。
MRIの結果は骨の損傷を認め、骨折の診断をされてきました。
一般的にはまだまだ接骨院がどのようなところか広まっていないと感じています。
症状によっては接骨院の適用範囲外のケースを相談されることも多くありますが、
そういった際には適切な病院への通院を促します。
個人的な意見も入りますが、お身体の不調や異変を感じた際にはすぐにご相談いただければと思っております。
地域の皆様が健康的に楽しく生活できるように、サポートすることを常に考えております。