ルーズショルダーの症状について
ルーズショルダーとは、肩関節の安定性が低下し、関節が通常よりも緩くなっている状態を指します。**肩の脱臼や亜脱臼を繰り返しやすく、肩を動かした際に痛みや不安定感が生じることが特徴です。**特にスポーツ選手や関節が柔らかい人に多く見られます。
ルーズショルダーの主な症状
1. 肩の不安定感(グラグラする感覚)
2. 肩の痛み(慢性的な鈍痛や鋭い痛み)
3. 亜脱臼や脱臼を繰り返しやすい
4. スポーツ時のパフォーマンス低下
5. クリック音や引っかかり感
ルーズショルダーの主な原因
✅ 関節の生まれつきの緩さ(先天的要因)
- 元々関節が柔らかい人(関節弛緩性が高い人)に多い
- 女性に多く見られ、遺伝的な影響もある
✅ スポーツや外傷による影響
- 野球、バレーボール、テニスなどの肩を酷使する競技で発生しやすい
- 過去に脱臼をしたことがある人は再発しやすい
✅ 筋力不足・不良姿勢
- インナーマッスル(肩の深層筋)が弱いと、関節を支えられず不安定になる
- 巻き肩や猫背によって肩の位置がズレ、不安定感が強くなる
✅ 反復動作の影響
- 同じ動作を繰り返すことで関節が緩くなり、症状が悪化
- デスクワークでの長時間の不良姿勢も影響
ごとう整骨院での対応
ごとう整骨院では、整形外科と連携しながら、患部だけでなく全身の筋肉のバランスを整える施術を行い、肩関節の安定性を高めるサポートをしています。
✅ ラジオ波温熱療法:深部の血流を促し、筋肉の緊張を緩和
✅ 関節モビライゼーション:関節の動きを調整し、正常な動作を取り戻す
✅ 筋力トレーニング・運動療法:インナーマッスル(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)を強化
✅ テーピング療法:関節の安定性を高め、脱臼や亜脱臼を予防
✅ セルフケア指導:日常生活での姿勢改善やエクササイズを指導
ルーズショルダーは、放置すると脱臼を繰り返し、手術が必要になることもあります。早めのケアで、肩関節の安定性を高めることが重要です。肩の不安定感や痛みを感じたら、お気軽にご相談ください。
当日予約はお電話(0227398139)によるお問い合わせにご協力ください。
ごとう整骨院 院長
柔道整復師 後藤大